セラミック治療の型取りについて<パート1>

こんにちは、オガワです。

6月の最終日、2021年も早いもので半分が終わろうとしています。

時間の流れはあっという間ですので、後半に向けて毎日を充実させていきたいと思います。

Blogについても、歯科で困っている患者さんにとって

有益なものを発信できればと思います。

さて、

今回は、歯科治療における型取りについてです。

当院では、セラミック治療やインプラント治療などにおける型取りは、

通常のピンクのもの(アルジネート印象材と言います)

ではなく、シリコン製の材料を使用しています。

このシリコンの材料は、

歯の形をより精密に再現するために使います。

また、取り外す時の変形にも強く、材質の安定性もあります。

国内だけでなく海外のものをいくつか使用し、

研究データと比較しながら材料の選定を行っています。

 

下の写真のように、前歯をセラミックで治療する場合などでは

頻繁に使うことが多いです。

シリコンでの型取り

型を取るとこのように歯の形が現れます。

ここに石膏を流し込み患者さんのお口の中を石膏模型として再現します。

その後、歯科技工士さんに模型をお渡しし、セラミックを作製してもらいます。

歯科材料というのは、日進月歩の世界でありますので、

今後も新しい材料にも目を向けて、

患者さんにとって最適な組み合わせを導き出したいと思います。

 

旧居留地歯科

078−325−0222

神戸市中央区明石町31−1 TESTA神戸旧居留地3F

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