上の前歯の隙間をダイレクトボンディングで治したい!
こんにちは、オガワです。
先日、「上の前歯の隙間を治したい」というご希望で、
20代の女性が加古川市から来院されました。
お話を伺うと、上の前歯の ”すきっ歯” を治すことをWEBで調べ、
「ダイレクトボンディング」という治療方法を見つけ、
そこからさらに色々と調べられたようです。
ここで、
”すきっ歯”の原因を考える上で、大事なことがあります。
上の前歯のすき間がいつからあったのか?ということです。
当院に来院されるほとんどの方は、「昔からあった」といわれています。
大多数の方は、
小学校低学年から永久歯への生え代わりが始まり、
高校生になる頃に完全な永久歯の歯並びに代わります。
このことを考えると、
高校生から歯の隙間に悩まされているということになります。
もし、
最近になって前歯の隙間が大きくなってこられたという場合は、
噛み合わせ、歯周病の検査が必要になってくるかも知れません。
そのあたりは、初診時にお口の中をチェックさせて頂き判断したいとおもいます。
さて、
今回の患者さんは、昔から隙間を気にされておられるので、カウンセリングに入りました。
すきっ歯の治療には、3種類あります。
1、矯正治療
2、ダイレクトボンディングによる治療
3、セラミック製のクラウンやラミネートベニアを用いる治療
この3種類を比較すると、
治療期間の短さ: 2 > 3 > 1
歯への侵襲の少なさ: 2 > 1 > 3
周りの歯との調和性、審美性: 1 > 3 > 2
になります。(個々の歯の状態により変わります)
患者さんは、当初からダイレクトボンディングを希望されていますので、
カウンセリング後にすぐに治療に入りました。
約90分後に治療は終わり、手鏡を使い、治療後を確認してもらいます。
今回も満面の笑みで喜んでいただきました。
その後、注意事項をお伝えして終了となりました。
<まとめ>
上の治療後の写真を見ると
中央の歯の右側2番目の歯と3番目の歯の間に小さい隙間があります。
この場所もカウンセリング時にダイレクトボンディングをお勧めしましたが、
今回は中央の2箇所だけの治療となっています。
将来的にダイレクトボンディングやセラミック製のラミネートベニアでの治療を考えるということでした。
最後に治療のまとめを提示しておきますので参考にしてください。
治療内容:上顎左右1番 審美用コンポジットレジン修復
治療費用:¥66,000
治療期間:1日 (カウンセリングを含む)
旧居留地歯科
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