矯正後にできたブラックトライアングルを治したい!

こんにちは、オガワです。

今回のBlogは、神戸市からお越しになった30代女性のお話です。

患者さんは、矯正治療を3年間受けられており、

治療後に残ったブラックトライアングル(=上下の歯の隙間)が気になっており来院されています。

まずは、

ブラックトライアングルについて説明しておきます。

患者さんのお口の写真を使って見てみましょう

 ダイレクトボンディング治療前

中央の歯の間のグリーン色の三角形で囲まれたところを

「ブラックトライアングル」と言います。

歯の先端近くは隣同士で接していますが、

歯の根元近くには隙間ができて、真っ黒に見えてしまいます。

この場所は、個人個人の歯の形に左右されるので、

矯正治療後に必ずできるものではありません。

患者さんは、矯正後から気にされていて、Webで調べておられたようです。

カウンセリングのポイントは、

ダイレクトボンディングの説明だけでなく、

再度矯正治療をおこなった場合、

セラミックを利用したラミネートベニア

についてもおこないました。

実際のお口の写真を参考にして治療するところを決めていきました。

今回は、

上下の前歯のブラックトライアングルのうち、上の歯の3箇所(緑の矢印部分)をおこないました。

治療後の写真を下に並べて比べてみると、複数の色を使用して治療していますので、

元々の歯の色にマッチしているように思います。

ダイレクトボンディング治療後ダイレクトボンディング治療後

ダイレクトボンディング治療後

 

<まとめ>

今回の患者さんは、即日治療を希望していたわけでないので、

ゆっくりとカウンセリングに時間をかけてさせてもらい、

どこのブラックトライアングルから治療するかを決めていきました。

結果として、

昔から気にしていた上の歯を先におこない、将来的に下の歯をやる予定になりました。

 

当院では、

患者さん自身が納得し、疑問点を解消してから治療がスタートするので、

質問などありましたらメモに書いて持参して頂いても構いません。

 

最後に治療のまとめを提示しておきますので参考にしてください。

ダイレクトボンディング治療後

治療内容:上顎左右1番2番 審美用コンポジットレジン修復 4箇所

治療費用:¥132,000

治療期間:2日(カウンセリング1日、ダイレクトボンディング1日)

 

旧居留地歯科

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