日本顕微鏡歯科学会
おはようございます、オガワです。
去る4月23、24日に札幌で開催された日本顕微鏡歯科学会 学術大会に参加してきました。
当日は肌寒いを通り越して、寒いと感じるほどの気温。。。
思わずタクシーの運転手さんに、
「今日の札幌の寒さ、毎日こんなものなんですか?」
と聞いてしまいました。(どうやら寒い日だったそうです、、)
学会は年々参加人数が増えてきていまして、
マイクロスコープを臨床に導入している先生方の熱い気持ちを肌で感じることができました。
私が初めてマイクロスコープを使用したのが10年以上前、
そのころの学会はいまの4分の1程度の参加人数だったと記憶しています。
この学会の盛り上がり方からすると、来年も多くの先生方で賑わうこと間違いないでしょう。
私も非常に刺激を受けてきましたので、
当院の患者さんにフィードバックしていきたいと意気込んでいます。(笑)
ことわざで
「百聞は一見にしかず」
というものがありますが、
マイクロスコープを臨床に取り入れると、その通りのことが起こります。
治療精度が上がるだけでなく、
患者さんに自分の歯がどういう状態になっているのかを容易に説明することができます。
私見ではありますが、
多くの歯科医院では、歯科医師が治療をすすめることを最優先にして日常臨床がおこなわれているように思います。
その場合、治療をうける歯の状態を患者さんがどれだけ理解されているでしょうか?
旧居留地歯科では、
いまの歯の状態を画像で説明し理解してもらい、
その後、治療法を提示し選択してもらいます。
ここまでのカウンセリングに他院よりもしっかりと時間をかけさせていただきます。
それから順番に治療にはいっていきます。
一見、時間のかかることのように感じますが、
患者さんの大事な歯を治療するわけですから当然だと考えています。
開業当初から患者さんとのコミュニケーションを最優先にすると
このような形になるのも自然な流れであります。
今後もこのスタンスを貫き、患者さんのQOLに寄与できればと考えています。
みなさん、歯科医院で自分の歯の状態を見たことありますか?