虫歯とメンテナンス パート3

こんにちは、オガワです。

ここ2回のBlogではメンテナンス時における虫歯について書いています。

今回も虫歯について追加で書いてみたいと思います。

当院でのメンテナンス時における虫歯のチェックは、

「全く治療をしていない歯」「既に治療済みの歯」

とで診るポイントを少し変えています。

 「全く治療をしていない歯」については、磨き残しの多い場所を重点的に診ています。

(前回のBlogにも書きましたので参照してください。)

 「既に治療済みの歯」については、金属やセラミックや樹脂などで治療したところと健全な歯の境目を中心に虫歯を確認しています。

その理由は、

既に治療済みのところは、元々、虫歯になってたはずなので、再度虫歯になる可能性が高い場所となります。

また、

金属やセラミックは健全な歯の部分とセメントで接着されており、

そのセメントも治療後何年も経つと弱くなっていくことがあります。

さらには、

歯ぎしりにより治療したところと健全な歯の境目が少し欠けてその場所が虫歯になることもあります。

そういったことを考えると、

メンテナンスで虫歯を確認していくことは、単純なものではないのです。

以前にも書きましたが、個人個人でお口の中の環境は全く違います。

単に虫歯を治療するだけでなく、

一人一人の虫歯のリスクを説明することで、

再発防止に繋げていければと考えています。

 

メンテナンス時において虫歯がよくできやすい方は、

一度かかりつけ医に相談してみてください。

 

旧居留地歯科

078−325−0222

メール相談:infomail@kobe-kks.com

神戸市中央区明石町31−1 TESTA神戸旧居留地3F

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